Beauty Column美肌コラム

美肌コラム(化粧品)の一覧

UVクリームの選び方

2025年09月15日スキンケアに必要な皮膚の知識化粧品

記事詳細ページを見る

適切なUVケアは肌の健康維持にとても重要です。

①SPFの選び方
SPS値は「肌の赤みや炎症=日焼け」を軽減する数値で、日常生活や屋外活動の程度に応じて選びます。

通勤や買い物程度:SPF15〜30程度
美容医療(熱やニードル使用)施術後:SPF30~50
長時間屋外で活動する場合:SPF50以上

SPF値とは
・SPFとは、Sun Protection Factorの略
・紫外線B波(UVB)の防御効果を表す指標
・数字が大きいほど、UVBによる日焼けを遅らせる効果が高い
・1時間で日焼けが始まる場合、SPF1は約20分間日焼けを遅らせる
 (SPF30であれば、日焼けが始まるまでの時間を約30倍=600分遅らせる)
・SPFは2〜50、さらに50以上の場合は「50+」と表示される

②PAの選び方
UVAは肌の奥深くまで浸透し「シワやたるみ」の原因となるため、PA値は活動場所や時間によって選ぶ

PA+  :通勤や買い物など、短時間の外出や室内での活動
PA++  :屋外での軽いスポーツやレジャー
PA+++ :炎天下でのスポーツやレジャー
     美容医療(熱やニードル使用)施術後
PA++++ :炎天下での長時間スポーツやレジャー

PA値とは
・PAとはProtection Grade of UVAの略
・紫外線A波(UVA)に対する防御効果を表わす
・プラスマークの数で表され、数が多くなるほどUVAに対する効果が高い
・PA+からPA++++までの4段階で表示される。
・+の数が多いほど防御効果が高い

③肌タイプに合った製品を選ぶ
・敏感肌 低刺激性や無香料・無着色のもの
・脂性肌 油分控えめの「オイルフリー」タイプ
・乾燥肌 保湿成分(ヒアルロン酸やセラミド配合)配合

④使用感やテクスチャーを考慮する
べたつきや白浮きが気になる場合は、「軽い仕上がり」や「透明タイプ」の製品を選ぶ

⑤耐水性・耐汗性の有無
海やプール、運動時には耐水性・耐汗性のある製品を選ぶと効果的

⑥成分表示を確認する
紫外線吸収剤や紫外線散乱剤の種類や配合量を確認し、自分の肌に合ったものを選ぶ

※全成分は化粧品箱に表示されています

⑦UVクリームの塗り方
適切な塗り方は、紫外線から肌をしっかり守るために重要です。

①肌を清潔に保つ
洗顔やクレンジングで肌の汚れや余分な皮脂を落とす

② 化粧水や乳液で保湿
乾燥した状態だとUVクリームの密着度が下がるため、化粧水や乳液で肌を整える

③適量を手に取る
目安は顔全体でパール2粒大程度

④ 顔の中心から外側に向かって均一に塗る
額、鼻、頬、顎の順に、少量ずつ点置きし、指の腹などを使って優しく均一に伸ばす

⑤丁寧に伸ばす
鼻の周りや目の周りなど丁寧に塗り広げ、やさしくなじませる

⑥首や耳の後ろも忘れずに
紫外線は首や耳の後ろにも当たるため、忘れずに塗る

⑦必要に応じて重ね塗り
長時間外にいる場合や汗をかいたときは、こまめに重ね塗りを行なう
目安は2〜3時間ごと

神戸山手クリニックでお勧めのUVクリーム


アクセーヌ スーパーサンシールド ブライトフィット<日焼け止め美肌乳液>
3,300円(税込)

顔とボディに使えて、するんとオフ。SPF50+・PA++++

<ブリリアントパウダー>配合により、乾燥・くすみが気になる肌に透明感と明るいツヤを与え、素肌そのものが美しくなったように仕上がります。

◆紫外線吸収剤を使わないノンケミカルタイプ
◆色素が直接肌に触れないPV(パーフェクトヴェール)技術を採用。
◆汗水に強いウォータープルーフタイプ(簡単にオフできます)
◆低刺激性・無香料、アルコール(エタノール)フリー、パラベンフリー、ノンコメドジェニックテスト済み

UVクリームの必要性

2025年06月29日スキンケアに必要な皮膚の知識化粧品

記事詳細ページを見る

1.紫外線のうち、UVC(短波長紫外線)と、UVB(中波長紫外線)は地球を取り巻くオゾン層や大気圏を通過するときにカットされますが、290nm以上のUVBとUVA(長波長紫外線)の一部は地球上に届き、肌にさまざまな影響を与えます。

2.紫外線の肌への影響
UVA
・真皮から皮下組織にまで到達
・長期間浴び続けると、深いシワ・たるみやシミを作る(=光老化)

UVB 
・表皮からその下の真皮の浅い部分にまで達して皮膚に炎症を起こす
・炎症による『紅斑』をおこす力がUVAの千倍近く
・日焼けによる急性の炎症と炎症後色素沈着を起こす原因となる

UVC
・地球上には届かない

3.UVクリームは、肌を紫外線(UV)から守るためにとても重要です。その必要性は次の5つの理由からです。
①皮膚の保護: UVクリームは、肌表面にバリアを形成し、肌を紫外線から直接守ります。これにより、日焼けや皮膚のダメージを防ぎます。
②肌老化の予防: 紫外線UVAは、コラーゲンやエラスチンを破壊し、シワやたるみの原因となります。UVクリームを使用することで、肌の老化を遅らせることができます。
③皮膚がんのリスク低減: 長期間の紫外線曝露は、皮膚がんのリスクを高めます。UVクリームを使用することで、リスクを減少させる手助けになります。
④均一な肌色維持: 紫外線UVBは肌にシミや色素沈着を引き起こすことがあります。UVクリームはこれを防ぎ、均一な肌色を保つのに役立ちます。
⑤年間をとおして各シーズンで必要: 紫外線は、晴天だけでなく曇りの日や冬でも存在します。季節を問わず、UVクリームは日常的に使用することが重要です。

4.UVクリームの使用方法
・外出の30分前に適量を塗布し、約2時間ごとに塗り直す(推奨)
 特に汗をかいたり水に入ったりする場合は、再塗布する
・紫外線の強い場所では、帽子やサングラスなどの物理的な防護も併用する

5.神戸山手クリニックおススメのUVクリーム


アクセーヌ スーパーサンシールド ブライトフィット
<SPF50+>日焼け止め美肌乳液
3,300円(税込)

 塗布しても真っ白にならず、なめらかな使い心地で、スタッフの間でも人気です。

スパセラミドフェイスマスク 売れてます!

2025年06月16日化粧品

記事詳細ページを見る

神戸山手クリニックでは、島根県浜田市にある美又温泉水と2種類のセラミドを配合したオリジナルフェイスマスクを販売しています。鎮静作用も高く、ポテンツァやダーマペンの施術後にも、クリニック内で使用しています。
かさつきが気になるお肌に“うるおい”と“ハリ”をあたえ、翌朝の化粧のりを良くします。 週1〜2回のケアがご使用の目安です。


1枚550円 5枚2,200円(税込)

1.スパセラミドフェイスマスクの特徴
・水は一切使用せず、水分には島根県 美又温泉水のみ
(温泉水には皮膚に必要なミネラルがたっぷり)
・セラミド・ビタミンC・ヒアルロン酸などの美容成分
・ダマスクローズの香り
・イオン導入に使える
・布素材レーヨン100%で、肌にピッタリ貼りつく

2.美又温泉とは…


・2024年温泉総選挙「美肌部門」1位
・2023年温泉総選挙「うる肌部門」1位

3.美又温泉水の泉質
pHが9.9と高い→アルカリ単純温泉(美肌温泉の指標)
・皮膚の古い角質が除去(ピーリング)されて、有効成分が浸透しやすくなる
・皮膚の角化を促進する成分であるメタケイ酸が豊富に含まれる



表皮が正常に角化すると、角質層のバリア機能が整い、保湿力のある肌に生まれ変わります。

4.フェイスマスクのご使用順序
粘度の高い美容液は表面の保湿にはなりますが、皮膚の奥には浸透しにくいので、フェイスマスクの後にご使用ください。※分子量500以下の成分は深部まで浸透します。
洗顔→美容液(さっぱりタイプ) → マスク → 美容液(しっとりタイプ) → 乳液・クリーム