神戸三宮の皮膚科・形成外科・美容皮膚科

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治療と費用

あざ

「あざ」は医学的には母斑とよばれ、出生時あるいは生後まもなく出現する限局性の真皮性色素疾患のことで、健康保険が適用できます。黒あざ(母斑細胞母斑)、青あざ(太田母斑)、茶あざ(扁平母斑)、赤あざ(血管腫)などがあります。

あざの種類

太田母斑

ピコレーザー PicoWay ロゴ

太田母斑は、顔の片側を中心に現れる青色~青褐色のあざ(色素斑)です。
額、こめかみ、頬、まぶた、鼻の周囲などにみられることが多く、目の周囲や白目(眼球結膜)に色素沈着を伴うこともあります。
生まれつき見られる場合もありますが、幼少期から思春期頃にかけて目立ってくることもあり、成人になってから色素が濃くなる場合もあります。

一般的な「シミ」とは異なり、皮膚の深い部分(真皮)にメラニンを産生するメラノサイトが存在することによって生じます。
そのため、通常の美白化粧品や外用薬だけで消すことは難しく、レーザーによる治療が基本となります。

後天性真皮メラノサイトーシス(ADM/遅発性太田母斑)

後天性真皮メラノサイトーシス(ADM/遅発性太田母斑)

後天性真皮メラノサイトーシス(ADM:Acquired Dermal Melanocytosis)は、主に頬やこめかみ、鼻の周囲などに、青みがかった灰褐色〜褐色の色素斑が現れる疾患です。
「シミ」のように見えますが、一般的な老人性色素斑などとは異なり、メラニンを産生するメラノサイトが真皮内に存在することが特徴です。
20~40歳代に発症することが多く、左右の頬に小さな色素斑が複数みられるケースが典型的で、レーザーによる治療が基本となります。

ADMは肝斑と似た場所に現れることがあるため、見た目だけでは区別が難しい場合があります。
肝斑は主に褐色の色素が面状に広がるのに対し、ADMでは青灰色~灰褐色の小さな斑点が複数みられることが特徴です。

ADMと肝斑が同時に存在する場合もあります。

扁平母斑

出生時あるいは生後まもなくできる平坦な薄い茶色のアザのことです。レーザー治療により良くなりますが、再発傾向があります。

異所性蒙古班

異所性蒙古斑は、青色~青灰色に見える皮膚のあざ(色素斑)の一種です。
東洋人の臀部に出生時よりみられる青あざを蒙古斑といいますが、臀部や腰以外にできたものを異所性蒙古斑と呼んでいます。
腕、肩、背中、脚などにもみられることがあり、出生時から存在する場合が多いですが、成長とともに色が薄くなっていくこともあります。

外傷性色素沈着症

外傷性色素沈着症は、けがや外科手術、やけど、打撲、擦り傷などの外傷をきっかけとして、皮膚に色素沈着が残った状態です。
皮膚に強い炎症や損傷が起こると、メラニン色素が増加したり、表皮のメラニンが皮膚の深い部分(真皮)に落ち込んだりすることで、傷そのものは治っていても色素沈着が長期間残ることがあります。

外傷性色素沈着症は、外傷があった場所に沿って色素沈着が残り、色は茶褐色~黒褐色のことが多く、色素が真皮に存在する場合には、青灰色や青褐色に見えることもあります。

赤あざ

単純性血管腫(ポートワイン母斑)、乳児血管腫(いちご状血管腫)、クモ状血管腫などがあり、赤色に反応するレーザー(Vビーム)に保険適用がありますが、当院では赤あざの治療は行なっておりません。

あざの治療法

ピコレーザー

ピコレーザー PicoWay による照射イメージ

PicoWay(ピコウェイ)は、アメリカのシネロン・キャンデラ社が開発した医療用レーザーです。従来のレーザーが「ナノ秒(10億分の1秒)」単位で照射するのに対し、ピコウェイはさらに短い「ピコ秒(1兆分の1秒)」 でレーザーを照射できる革新的な機器です。

照射時間が非常に短く、熱の広がりを抑えながら、標的となる色素粒子をより細かく破砕しやすいのが 大きな特徴です。

特に、太田母斑・異所性蒙古斑・外傷性色素沈着症は、健康保険適用で治療できる国内承認機器として認められています。

Qスイッチルビーレーザーの照射

Qスイッチルビーレーザーによるあざ治療

Qスイッチルビーレーザーはナノ秒単位で照射するレーザーです。ピコレーザーよりよく効くこともありますので、レーザーの選択は医師が判断します。Qスイッチルビーレーザーはアザの色が黒色に近いほどよく反応し、茶色には反応が鈍いため、扁平母斑は再発の可能性があります。

ピコレーザー・Qスイッチルビーレーザー 治療費用

太田母斑
後天性真皮メラノサイトーシス(ADM/遅発性太田母斑)
異所性蒙古斑
外傷性色素沈着症

健康保険

約6,000円(4㎠) 〜 約12,000円(64㎠)
※照射範囲により保険点数で計算します。

扁平母斑
(Qスイッチルビーレーザー)
保険適用2回まで

健康保険

約6,000円(4㎠) 〜 約12,000円(64㎠)
※照射範囲により保険点数で計算します。

初診料

健康保険

870円

再診料

健康保険

380円

健康保険の初診料・再診料は、土曜日13時以降・平日18時以降のご来院やマイナンバーの提示の有無等により3割負担で10円~150円程度加算されます。

ピコレーザー・Qスイッチルビーレーザーの注意点・副作用

  • 赤み・腫れ・ヒリつき
  • かさぶた
  • 色素沈着
  • 白斑の可能性(まれ)

施術が受けられない方

  • 強い日焼け直後
  • 妊娠中・授乳中の方
  • 光線過敏症
  • ケロイド体質
  • 感染症・炎症がある部位
  • 医師が不適当と判断した場合

初診・ご予約について

初診・診察につきましては下記の予約システム、または電話にて予約してください。

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