Information治療と費用

あざ

医学的には母斑とよばれ、出生時あるいは生後まもなく出現する限局性の皮膚色素異常のことです。黒あざ(母斑細胞母斑)、青あざ(太田母斑)、茶あざ(扁平母斑)、赤あざ(血管腫)などがあります。


あざの種類

太田母斑

真皮メラノサイトによる顔面片側にできる青あざです。生後まもなく出現するものと思春期頃にできるものがあり、とても目立つあざですがQスイッチルビーレーザーに良く反応します。

扁平母斑

出生時あるいは生後まもなくできる平坦な薄い茶色のアザのことです。レーザー治療により良くなりますが、再発傾向があります。

異所性蒙古班

東洋人の臀部に出生時よりみられる青あざを蒙古斑といいますが、臀部以外にできたものを異所性蒙古斑と呼んでいます。

外傷性色素沈着症

正確にはアザではありませんが、外傷により皮膚の中にアスファルトや炭粉などの異物が閉じ込められてアザのように見える状態をいいます。

あざの治療法

Qスイッチルビーレーザーの照射

Qスイッチルビーレーザーはアザの色が黒色に近いほどよく反応し、茶色には反応が鈍いため、扁平母斑は再発の可能性があります。

治療費用

レーザー照射 4㎠未満 6,000円(健康保険3割負担)
レーザー照射 4㎠以上16㎠未満 7,110円(健康保険3割負担)
初診料 860円(健康保険3割負担)
再診料 380円(健康保険3割負担)
処方薬 院外処方

あざの種類により、健康保険が適用できる回数が決まっており、太田母斑・異所性蒙古斑・外傷性色素沈着症は5回まで、扁平母斑は2回まで。

初診・ご予約について

初診・診察につきましては下記の予約システム、または電話にて予約してください。