形成外科

傷あと・ケロイド

傷あと

外傷や手術後の創面の隆起した状態を肥厚性瘢痕と言います。同様に創面の隆起した状態にケロイドがありますが、肥厚性瘢痕と違ってケロイドは発赤・疼痛・掻痒を伴って治りにくく、自然退縮することがなく、アトピー素因を有している人に多いとされています。組織学的には両者にほとんど違いはなく、エラスチンがなくコラーゲンだけでできているためとても硬いのが一般的です。

肥厚性瘢痕に対しては再手術もよく行われ、傷あとは目立たなくなりますがケロイドの場合はほとんど再発してしまいます。

保存的治療にはステロイド注入、シリコンゲルシート、圧迫固定法、トラニラスト内服などがあります。ステロイド注入は比較的短期間で効果が認められますが、ケロイドの場合は再発するため寛解状態の維持が目標となります。また、ケロイドに対しては放射線治療がおこなわれることがあります。

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    ピアス後ケロイド

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    形成術後1W

ピアッシング後の合併症としては、金属によるアレルギー性接触皮膚炎、感染、ケロイドや長期間おもたいイアリングをつけることによる耳垂裂などがあります。アレルギー性接触皮膚炎や感染にたいしてはテフロンリングを使用し、ケロイドの場合は形成術やステロイド注入、耳垂裂にたいしては形成術をおこないます。

■ご費用

自由診療
初診料
再診料
 
3,000円
1,000円
健康保険
初診料(3割負担)
 
840円
皮膚腫瘍摘出
3割負担
4.980円~
顔面瘢痕拘縮形成
3割負担
29.220円

(税別)