ビタミンAは細胞の正常な分化や成長に不可欠な成分とされその欠乏は動物の発育障害を起こすことがわかっています。トレチノインはビタミンAの誘導体ですが生理活性がビタミンAの50〜100倍あるとされ、皮膚のターンオーバーを早めて細胞核内でダメージをうけたDNAの損傷を修復して効果を発現すると考えられています。 その作用は表皮が肥厚し角層がコンパクトになり肌触りが良くなる、コラーゲン・エラスチン・ヒアルロン酸が増え肌に張りがでて毛穴も小さくなりしっとりする、真皮乳頭層の血管新生がみられ血色が良くなるなどです。仕上がった肌は従来の化粧品では得られないとても質の高いものになります。(スキンケアU参照)
ハイドロキノンとトレチノイン
トレチノインはとても切れあじが良すぎて少量でも反応が強く出ることがありますのでパルミチン酸レチノールや酢酸レチノールと併用しています。これによってトラブルを起こすことなくケアできるようになりましたが、毎日丁寧にケアする方にはとても優れた美肌効果が得られます。ダメージを受けた皮膚の修復正常化がすすむと、肌にハリが出て、またシミやくすみが薄くなって血色がよくなり、なかにはエラスチンの増量に因ると思われるLifting効果のでる方もおられます。