ビタミンAの表皮への作用としては@ダメージをうけたDNAや細胞膜を修復し健全化する。A表皮細胞の分裂・増殖が促進されターンオーバーが速まり表皮再生が進み表皮は肥厚するB角層は滑らかで整然となるC細胞外基質が増え肌がしっとりとするDメラノサイトのメラニン過剰生産を抑制しメラニンの排出を促ししみを薄くするなどです。
真皮への作用としては@繊維芽細胞のダメージを受けたDNAを正常化するA繊維芽細胞を刺激し良質のコラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸などを増やし小じわが改善され肌にハリがでる。また真皮上層部が肥厚するB真皮乳頭層の血管が発達し血色がよくなるC皮脂分泌が減少しにきびが軽快しべたつきがなくなるなどがあります。
このようにビタミンAには皮膚細胞の損傷されたDNAを修復正常化し皮膚を回復させ血色のいい健康的な若々しい肌にする作用があります。この効果は従来のスキンケアでは得られないようなとても質の高いもので、一度この美肌を手にしますとほとんどの方が継続してケアをすることを望まれます。ただ、ビタミンAは不安定で紫外線やフリーラジカルで破壊されやすいため、日々補っていく必要があります。
ビタミンAには何種類かありレチノイドと呼ばれますが相互に変換し合うと考えられます。レチノイドは皮膚内では80%以上がパルチミン酸レチノールとして蓄えられ、これがレチノール、レチナール、レチノイン酸に変換されます。レチノイン酸はビタミンAの生理活性物質であり細胞核で核内レセプターと結合し作用を発揮するとされてます。
いいかえるとパルチミン酸レチノールや酢酸レチノールを普段から補っていれば、必要なときにレチノイン酸が合成され細胞核に働いて皮膚細胞を正常化し、成長をうながして光老化を改善し健康な肌を取り戻せるということになります。
この肌にやさしいビタミンAは医薬品ではないため化粧品として使われていますが、その効果は光老化だけではなくアトピー性皮膚炎や種々の皮膚疾患に対しても期待できるものです。今後、これによるスキンケアの役割が医療においても大きく広がっていくように感じています。 |
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トレチノインはレチノール酸の一種ですがその生理活性はレチノールの50〜100倍といわれ、またビタミンAの生理作用を発現するそのものであるためビタミンA本体といってもいいように思います。血中にも微量ながら認められるためこれによるアレルギーはないと思われますが肌に刺激的な場合があります。この反応はレチノイド反応とよばれますが詳しい理由はまだ解っていません。また、とても不安定な物質で皮膚蛋白と結合することにより安定化し目的細胞まで運ばれ、さらに細胞質内蛋白を介して細胞核に運ばれて作用すると言われています。
トレチノインは上手に使えば、比較的短期間で高い肌の若返り効果が期待できるため、またハイドロキノンとの併用で美白効果にも優れていて注目すべき治療法だと思っています。近年はトレチノインのエステル形であるレチノイン酸-d-δトコフェリルなどの新しいレチノイン酸も開発され、これは皮膚への刺激が少なく安全性が高いとされ今後に期待したいと思います。 |
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神戸山手クリニックの光老化に対するアンチエイジング |
地球環境が悪化して皮膚癌の発生率が増加し皮膚環境も厳しくなっている中で、当クリニックは光老化による肌の衰えは予防あるいは治療をする必要があるとの立場からスキンケアやエステティック トリートメントや皮膚科治療を行ないたいと考えています。
皮膚の老化を速める紫外線をカットしまた酸化ストレスから肌を守るビタミンを含むいろいろな抗酸化物質やミネラルを十分補給して、体が錆びるのを防いでいきます。さらに、ビタミンAを与えて錆びて老化した皮膚細胞を正常化し、健康で血色のよい若返った肌を取り戻していきます。これは従来の美容目的のスキンケアとは全く違った細胞老化学に基づいたスキンケアであり、その内容はむしろ医療的でその効果も従来のスキンケアでは得られないとても質の高いものになると期待されます。当然のことながら、この方法は光老化だけではなく毛孔性角化症や乾癬、アトピー性皮膚炎やその他の肌トラブルにも有効であると考えています。
スキンケア用品を取り揃え、またビタミントリートメントを設けてエステティック トリートメントも充実させ、さらにトレチノインも0,05%から0,4%までそろえましたので一度お試しいただきたいと思います。
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